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朝のうちは曇りで湿度が高く、場所によってはウェットコンディションとなっていたが、次第に天候は回復し、気温は上昇した。しかし、コーナーはラリーカーがイン側の路肩をショートカットするため、グラベル(砂や石)が撒き散らされ、非常にスリッパリーな状況となっていた。
この日最初のステージSS7は、予想以上に多くのスペクテイターがステージにあふれていたため、主催者は安全上の理由でこのステージをキャンセル。JWRCドライバーには同一タイムが与えられた。そして、続くSS8で波乱は起きた。レグ2をトップでスタートしたスズキ
スイフト スーパー1600のガイ・ウィルクス(イギリス)は、このSS8をスタートして10〜12km付近の下りの右コーナーでコースアウト、マシンはロールし立木にヒット。マシンに大きなダメージを負ってしまい、残念ながらリタイヤとなった。この結果、第7戦「ラリー・ド・フランス-ツール・ド・コルス」終了時点でドライバーズポイントランキングのトップに立っていたシトロエン・C2のダニエル・ソルド(スペイン)が、この「ラリー・カタルニア」のフィニッシュを待たずして2005年JWRCドライバーズチャンピオン獲得を決めた。
この非常に滑りやすいコンディションの中、スズキ イグニス スーパー1600を駆るコスティ・カタヤマキ(フィンランド)は終始安定した走りを見せ、2位にポジションアップを果たした。ウルモ・アーヴァ(エストニア)は4位、マルティン・プロコップ(チェコ)は5位に入っている。SS11まで5位を走行していたパヴェル・ヴァロウセク(チェコ)だが、この日の最終SS12でコースオフ。リスタートルール(再出走の規定)の適用を受け、暫定6位でレグ3を再スタートする。この結果、4台のスズキが入賞圏内でレグ2を終え、カタヤマキは2位表彰台獲得の期待がかかる。
SS11までトップだったフィアット・プントのミルコ・バルダッチ(サンマリノ)はコースオフ、暫定3位に後退している。そのため、レグ2のトップはシトロエン・C2のダニエル・ソルドとなった。
JWRC第8戦「ラリー・カタルニア」は10月30日(日)、いよいよ最終レグ3を迎える。残るSSは3ヵ所(SS総距離68.08km)だが、この3つのSSはレグ2でも使用されたステージで、コーナーはグラベルが撒き散らされて非常に滑りやすいコンディションになっていると予想される。レグ3総走行距離249.48kmを走り切ったラリーカーはポルト・アヴェンチュラのサービスパークに戻り、13時40分(現地時間:日本時間の-8時間)にサロウに設けられたポディウムでフィニッシュのセレモニーが行われる。
ガイ・ウィルクス/フィル・プー【Car No.32スズキ スイフト スーパー1600】
レグ2 リタイヤ(SS8)
「僕もコドライバーのフィルも大丈夫だ。下りの右コーナーで、50mくらい手前からブレーキングしながら6速から3速にギヤを落としてクリアするんだけど、ブレーキングの最後の方でマシンが突然スライドして、クラッシュ。それでジ・エンドだよ。こんなカタチでシーズンを終えるのはとても残念だ。でもスイフトは優勝できるだけのスピードとポテンシャルがあるということを証明できたと思う」
コスティ・カタヤマキ/ティモ・アランネ【Car
No.33スズキ イグニス スーパー1600】
レグ2 2位
「今日もリスクを冒さないで、慎重に走った。コース上にはグラベルが出ていて、とても滑りやすかったからね。できればこのポジションをキープして、ラリーをフィニッシュしたい」
ウルモ・アーヴァ/クルダー・シック【Car
No.36スズキ イグニス スーパー 1600】
レグ2 4位
「ちょっとしたマイナートラブルはあるけど、大きな問題はないよ。この日も最終SSでパンクしてしまったのはアンラッキーだった。明日はフィニッシュを目指して頑張るよ」
マルティン・プロコップ/ペトル・グロス【Car
No.43スズキ イグニス スーパー 1600】
レグ2 5位
「ほとんどトラブルなく走れている。良いマシンのおかげだよ。このポジションでフィニッシュできたら嬉しいよ」
パヴェル・ヴァロウセク/ペター・スタリー【Car No.42スズキ イグニス スーパー 1600】
レグ2 6位
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