この「ラリー・カタルニア」は、スズキにとって、昨年スズキ イグニス スーパー1600を駆るP-G アンダーソンが2位でフィニッシュし、2004年JWRCドライバーズチャンピオンを決めた記念すべきイベントである。スズキ スイフト スーパー1600にとっては2戦目となるターマックラリーだが、デビュー戦のJWRC第5戦「ラリー・フィンランド」、第6戦「ラリー・ドイチェランド」と連続で3位表彰台を獲得し、マシンのポテンシャルの高さを証明している。このニューマシンが、このハイスピードターマックラリーでどのような活躍を見せるのか注目される。ドライバーは、現在JWRCドライバーズポイントランキング2位のガイ・ウィルクス(イギリス)、そしてランキング3位のP-G アンダーソン(スウェーデン)。ドライバーズチャンピオン候補は、スイフト スーパー1600のウィルクスと、シトロエン・C2のダニエル・ソルド(スペイン)の2名に絞られている。ウィルクスがこの「ラリー・カタルニア」で優勝し、ソルドが8位以下でフィニッシュした場合、ドライバーズチャンピオンはウィルクスが獲得することになる。スズキはニューマシンでの優勝とガイ・ウィルクスのドライバーズチャンピオン獲得を目指し、万全の体制でこの「ラリー・カタルニア」に臨む。
またコスティ・カタヤマキ(フィンランド)、ウルモ・アーヴァ(エストニア)、パヴェル・ヴァロウセク(チェコ)、そしてマルティン・プロコップ(チェコ)がイグニス スーパー1600でエントリーする。
「ラリー・カタルニア」は、JWRCとしては2002年から毎年開催されているが、ラリーのホストタウンはこれまでのジョレット・デ・マールから、バルセロナ南西約100kmに位置するサロウに移動した。サービスパークは1ヵ所で、2002年にも使用されたテーマパーク「ポルトアヴェンチュラ」に設けられている。競技の行われるスペシャルステージは、前戦「ラリー・ド・フランス-ツール・ド・コルス」と同じくターマックだが、そのキャラクターはまったく異なる。道幅は比較的広く、路面はサーキットのようにスムーズでハイスピードな設定となっている。またタイムを縮めるために、ドライバーはコーナーの路肩をショートカット、いわゆる「インカット」をするため、コーナーはラリーカーが通過するたびに砂や石が撒き散らされ、非常に滑りやすく、パンクの危険性も高くなる。
JWRC第8戦「ラリー・カタルニア」は、10月27日(木)20時00分(現地時間:日本時間の-7時間)に、ラリーのホストタウンであるサロウで行われる。本格的な戦いは翌28日(金)からスタート。全15SS(SS総距離358.75km)、総走行距離1341.56kmで競技が行われ、10月30日(日)13時40分(現地時間:日本時間の-8時間)、再びサロウでフィニッシュのセレモニーが行われる。
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