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2005年FIAジュニア世界ラリー選手権(JWRC)
第6戦:「ラリー・ドイチェランド」(8月26〜28日)
2005年8月25日
「スズキ スイフト スーパー1600」が、ターマックラリー「ラリー・ドイチェランド」をスタート!

 あいにくの空模様の中、2005年JWRC第6戦「ラリー・ドイチェランド」(8月26〜28日)のセレモニアルスタートが8月25日(木)20時00分(現地時間:日本時間の-7時間)に、トリアーの中心にあるローマ遺跡、ポルタニグラ(黒い門)前で盛大に行われた。前戦フィンランドで3位表彰台を獲得し、スピードとポテンシャルの高さを証明したスズキのニューマシン「スズキ スイフト スーパー1600」がスタートすると、会場に詰めかけた多くの観客が拍手と声援を送った。スズキは、「スイフト スーパー1600」にとってデビュー後初のターマック(舗装路)イベントであるこの「ラリー・ドイチェランド」での優勝を目指し、万全の体制で臨む。


「ラリー・ドイチェランド」でターマックデビューとなるスズキ スイフト スーパー1600

  「スズキ スイフト スーパー1600」をドライブするのは、前戦「ラリー・フィンランド」で21SS中8つのステージでベストタイムをマークし3位表彰台を獲得、現在JWRCドライバーズポイントランキングのトップに立つガイ・ウィルクス(イギリス)と、4ポイント差でランキング2位のP-G アンダーソン(スウェーデン)。市販車「スイフト」の持つハンドリングの良さと高いドライバビリティを兼ね備えた「スイフト スーパー1600」が初のターマック戦でどんな活躍を見せるのか、好成績獲得に期待が高まる。またスズキ イグニス スーパー1600を駆るコスティ・カタヤマキ(フィンランド)、ウルモ・アーヴァ(エストニア)、パヴェル・ヴァロウセク(チェコ)、マルティン・プロコップ(チェコ)もそれぞれスタート、上位入賞を目指す。
  スズキは、イベントに先立って、ラリー本番と良く似た特性を持つエリアでスイフト スーパー1600による2日間のターマックテストを実施した。すでにターマック用のベースセットアップは見つかっているものの、「ラリー・ドイチェランド」の路面および天候に合わせた最終的なマシンセッティングの確認が行われた。このラリーは特殊性が高く、複数のサスペンションセットアップを用意することが勝敗のカギを握る。さらに、スイフト スーパー1600にとってこれがターマックデビュー戦であり、チームは好成績を狙い念には念を入れた準備を整えた。ウィルクス、アンダーソンともにメカニカルトラブルもなく、非常にタフなドイチェランドのスペシャルステージ(SS:競技区間)へのタイムアタックを心待ちにしているようだ。

 ラリースタート前に、スズキドライバー全6名は公式シェイクダウンに参加。トリアーから約60km南東に位置するサービスパーク、ボスタルジー近くに設けられた3.18kmのシェイクダウンコースでマシンの最終セッティングを確認した。しかし、サービスパーク上空は朝からどんよりした雨雲に覆われ、路面は完全にウェットコンディションとなった。ドイツ南部は大洪水の被害を受けているが、ラリーウィーク中のトリアー一帯も天候は不安定で雨の予報。ターマックとはいえ、元々ドライであってもラフで滑りやすく難しいと言われるドイツのコースは、さらにトリッキーでラフなコンディションになると予想される。特にJWRCマシンは前輪駆動のため、4輪駆動のWRカー(ワールドラリーカー)と比較するとトラクションやグリップ面での不利は否めない。滑りやすい路面では、特に注意が必要だ。また、バウムホルダーの軍事演習場内で行われるレグ2は荒れたコンクリートのコースが続くため、常にパンクの危険がつきまとう。とはいうものの、ドイチェランドは2002年にニキ・シェレがスズキ スイフト(イグニス スーパー1600)を駆り3位表彰台を獲得した記念すべきイベントだ。今年のドイチェランドも好成績が期待される。

 JWRC第6戦「ラリー・ドイチェランド」の本格的な競技は、8月26日(金)9時00分にスタート。設けられたスペシャルステージ(SS:競技区間)は6ヵ所、SS総距離119.38km。ワインの産地で有名なモーゼル河岸に3つのステージが用意され、それを午前と午後にリピートで使用する。レグ1の総走行距離は486.84kmとなっている。

2004 FIA JWRCドライバーズチャンピオン
P-G アンダーソン【Car No.31スズキ スイフト スーパー1600】
現在JWRCポイントランキング:2位

 「 ドイチェランドは初めてだが、事前テストを終えてかなり自信があるんだ。ターマックは好きだから、スタートからプッシュするつもりだ。タイトルを狙うなら、ガンガン攻めるしかない。シェイクダウンでニューマシンを披露するのはエキサイティングだったよ。ドイツのファンもこのクルマをかなり気に入ってくれたようだ 」
ガイ・ウィルクス/フィル・プー【Car No.32スズキ スイフト スーパー1600】
現在JWRCポイントランキング:1位

 「 マシンは常に進化している。グラベル(未舗装路)デビューを終えて、このターマックイベントに臨むわけだが、スイフト スーパー1600はターマックでのパフォーマンスもかなりの進歩を遂げているから、今からスタートが待ち遠しい。明日からの競技が本当の意味でのテストになるだろう。明日になればスイフトの本物の力がわかるだろう 」
コスティ・カタヤマキ/ティモ・アランネ【Car No.33スズキ イグニス スーパー1600】
現在JWRCポイントランキング:7位

 「 ドイチェランドは難しいラリーだ。上位フィニッシュを狙うなら、絶対にトラブルを避けなければならない。ターマックは好きだが、最近はあまり経験していない。徐々にペースアップして、リズムをつかもうと思っている 」
ウルモ・アーヴァ/クルダー・シック【Car No.36スズキ イグニス スーパー 1600】
現在JWRCポイントランキング:4位

 「 フィンランドでは、優勝まであと一歩に迫ることができた。ドイチェランド前にはテストはしていないが、僕のドライビングスタイルとイグニスには合っていると思う。シェイクダウンでコースアウトしてしまい、左フロントにダメージを追ってしまった。スタートまでに問題なく修理できると思うけど 」
パヴェル・ヴァロウセク/ピエランジェロ・スカルヴィーニ【Car No.42スズキ イグニス スーパー 1600】
現在JWRCポイントランキング:10位タイ

 「目標はとにかく完走。でも、ドイチェランドみたいな難しいイベントでは、その目標を達成するだけでもひと仕事だ。マシンの信頼性には自信を持っているけど、ドライバーも頑張らないといけないね 」
マルティン・プロコップ/ペトル・グロス【Car No.43スズキ イグニス スーパー 1600】
現在JWRCポイントランキング:9位

 「 ドイチェランドのことはよくわからない。でも、絶対にいい経験になるだろう 」
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