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2005年FIAジュニア世界ラリー選手権(JWRC)
第7戦:「ラリー・ド・フランス-ツール・ド・コルス」(10月21〜23日)
2005年10月23日 ラリーレポート
スズキ、コスティ・カタヤマキが3位表彰台を獲得!
 

 JWRC第7戦「ラリー・ド・フランス-ツール・ド・コルス」が、10月21日(金)から23日(日)にかけて開催された。フランス・コルシカ島の南西に位置するラリーのホストタウン、アジャクシオ近郊の山岳地帯に設けられたスペシャルステージ(SS:競技区間)は全部で12ヵ所(SS総距離341.68km)、総走行距離1023.82kmで競技が行われた。このラリーの結果次第では、2005年JWRCドライバーズチャンピオンが決定する、スズキにとっては重要な1戦となった。なお、スズキ スイフト スーパー1600をドライブするガイ・ウィルクス(イギリス)、P-G アンダーソン(スウェーデン)は、JWRCレギュレーションによりこのラリーをスキップしている。
 スズキ イグニス スーパー1600を駆るコスティ・カタヤマキ(フィンランド)は3位表彰台を獲得。ウルモ・アーヴァ(エストニア)は4位、マルティン・プロコップ(チェコ)は7位でフィニッシュし、3台のスズキが入賞圏内でフィニッシュした。パヴェル・ヴァロウセク(チェコ)はレグ3でリタイヤとなった。ドライバーズチャンピオン候補の1人、シトロエン・C2を駆るダニエル・ソルド(スペイン)がトップでフィニッシュできなかったため、ドライバーズチャンピオン争いは最終戦「ラリー・カタルニア」に持ち越されることとなった。


「ツール・ド・コルス」で3位表彰台を獲得した
スズキ イグニス スーパー1600のコスティ・カタヤマキ

  ラリー前には雨に見舞われたアジャクシオだが、シェイクダウンからレグ3までの4日間は好天に恵まれ、路面はほぼドライコンディションとなった。しかし、日の当たらない箇所には水たまりや濡れた落ち葉があるなど、トリッキーなコンディションがこのラリーを難しくしていた。そんな中、イグニス スーパー1600を駆るコスティ・カタヤマキは、コルシカのバンピーで滑りやすい路面コンディションでのサスペンションセッティングが思うように決まらず苦戦していたが、ほぼノートラブルでこの難しいラリーをフィニッシュし3位表彰台を獲得した。同じくイグニスのウルモ・アーヴァは、初日パンクで大きくタイムロス、レグ2でもマシントラブルで一時8位にまで順位を下げたが、最終レグ3では3番手タイムをマークするなどスピードを見せ4位でラリーを終えた。マルティン・プロコップは、大きなマシントラブルもなく3日間を走り切り7位入賞を果たし、3台のスズキが入賞圏内でフィニッシュした。パヴェル・ヴァロウセクは、シェイクダウンでクラッシュし首に痛みを抱えながらの走行を強いられていた。レグ2のSS5でホイールにダメージを負うアクシデントに見舞われストップ、リスタートルール(再出走の規定)の適用を受け最終日を再スタートしたが、SS10終了後に電気系トラブルにより残念ながらリタイヤとなった。
 優勝したのはフィアット・プントのミルコ・バルダッチ(サンマリノ)。優勝すればドライバーズチャンピオンを獲得していたシトロエン・C2のダニエル・ソルド(スペイン)はレグ2後半に電気系トラブルでストップ。リスタートルールの適用を受けレグ3を再スタートし、2位でこのラリーを終えた。この結果、ドライバーズチャンピオン争いは最終戦「ラリー・カタルニア」に持ち越され、チャンピオン候補はスズキのガイ・ウィルクスとシトロエンのダニエル・ソルドの2人に絞られた。ウィルクスが優勝しソルドが8位以下の場合、ドライバーズチャンピオンはウィルクスが獲得することになる。

 全8戦で争われる2005年JWRCはいよいよ最終戦を迎える。第8戦「ラリー・カタルニア」は10月28〜30日、スペイン・バルセロナの南西約100kmに位置するサロウをホストタウンに開催されるハイスピードターマックラリーだ。 用意されるSSは15ヵ所(SS総距離358.75km)、総走行距離1341.56kmで競技が行われる。 スズキ スイフト スーパー1600を駆るガイ・ウィルクスのJWRCドライバーズチャンピオン獲得なるか。チームは万全の体制でこの「ラリー・カタルニア」に臨む。

コスティ・カタヤマキ/ティモ・アランネ【Car No.33スズキ イグニス スーパー1600】
最終順位 JWRC3位

「この3日間はとてもハードだった。特にマシンに問題はなかったけど、足回りのセッティングが決まらず悪戦苦闘していた。最終日はムリをせずフィニッシュを目指したよ。3位というポジションは嬉しいけど、内容的にはあまり満足していない。カタルニアでは良い走りを披露したいね 」
ウルモ・アーヴァ/クルダー・シック【Car No.36スズキ イグニス スーパー1600】
最終順位 JWRC4位

「 パンクやドライブシャフトにダメージを負ったりと、なかなかうまくスピードに乗れない厳しいラリーだった。最終日に満足できるタイムをマークできたのは良かった。次のカタルニアではもっと良いところを見せたいね。最終戦だから初日から全開でいくよ 」
マルティン・プロコップ/ペトル・グロス 【Car No.43スズキ イグニス スーパー 1600】
最終順位 JWRC7位

「こういう路面コンディションのターマックラリーは、なかなか難しかった。でも、イグニスでのドライブについては多くのことを学べた。この経験は今後も役に立つと思う 」
パヴェル・ヴァロウセク/ペター・スタリー【Car No.42スズキ イグニス スーパー 1600】 最終順位 リタイヤ(レグ3)
「 今朝は良い感じで走れていたのに残念だ。SS10終了後のロードセクション、サービスパークの2km手前で止まってしまった。ショックだけど、来週のカタルニアに気持ちを切り替えるよ 」
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