WRC第13戦「ラリー・ジャパン」は10月2日(日)、いよいよ最終レグ3を迎えた。ラリーのホストタウン、帯広市北西の新得方面を中心に設けられたスペシャルステージ(SS:競技区間)は5ヵ所(SS総距離85.94km)、総走行距離376.29kmで競技は行われた。 スズキ スイフト スーパー1600をドライブするガイ・ウィルクス(イギリス)は、このレグ3でも好タイムをマーク。JWRCで活躍するスイフトのスピードを日本のファンに初めて披露し、A6クラス1位、総合17位でフィニッシュした。レグ3を再スタートしたP-Gアンダーソン(スウェーデン)もウィルクス同様好タイムを刻み、A6クラス2位、総合22位。スズキは、ホームイベント「ラリー・ジャパン」でA6クラス1-2フィニッシュを達成した。
最終日の天候は曇り、路面は所々水たまりやマッディーなセクションが残る難しい路面コンディションとなった。コースは札内スーパーSSを間に挟み、新得の2つのステージをリピートで使用するレグ構成となっていた。 レグ3をA6クラス1位、総合19位で迎えたガイ・ウィルクスのスイフト スーパー1600は、レグ1でブレーキトラブル、レグ2ではステアリングにマイナートラブルが発生したものの、それ以外はほぼノートラブルで走り切った。3日間を通してA6クラス1位を快走し、総合17位でフィニッシュした。このリザルトは、WRCと併催のプロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)の4位の選手を上回る成績。ステージタイムでもPCWRCの2番手に相当するタイムをマークし、ハンドリングの良さと高いドライバビリティを兼ね備えた市販車「スイフト」をベースに開発されたスイフト スーパー1600のスピードとポテンシャルの高さを証明した。またチームメイトのP-Gアンダーソン(スウェーデン)は、レグ1、レグ2とコースオフによりリタイヤしたが、リスタート・ルール(再出走の規定)の適用を受け、このレグ3を再スタート。ウィルクス同様好タイムをマークし、A6クラス2位、総合22位でフィニッシュした。この結果、スズキはWRCのA6クラスで1-2フィニッシュを達成し、デビュー後初めて日本のファンの前に披露されたスイフトスーパー1600のスピードを、ホームイベント「ラリー・ジャパン」でアピールした。
スズキの次なる戦いは、フランスのコルシカ島で行われるターマック(舗装路)ラリー、JWRC第7戦「ラリー・ド・フランス-ツール・ド・コルス」(10月21〜23日)だ。アンダーソンとウィルクスはJWRCのレギュレーションに従い、この1戦をパスすることになっている。