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2005年FIA世界ラリー選手権(WRC)
第13戦:「ラリー・ジャパン」(9月30日〜10月2日)
2005年10月2日 レグ3レポート
スイフト スーパー1600、A6クラスで1-2フィニッシュ!
ウィルクス A6クラス1位(総合17位)、アンダーソン 2位(総合22位)!

 WRC第13戦「ラリー・ジャパン」は10月2日(日)、いよいよ最終レグ3を迎えた。ラリーのホストタウン、帯広市北西の新得方面を中心に設けられたスペシャルステージ(SS:競技区間)は5ヵ所(SS総距離85.94km)、総走行距離376.29kmで競技は行われた。
 スズキ スイフト スーパー1600をドライブするガイ・ウィルクス(イギリス)は、このレグ3でも好タイムをマーク。JWRCで活躍するスイフトのスピードを日本のファンに初めて披露し、A6クラス1位、総合17位でフィニッシュした。レグ3を再スタートしたP-Gアンダーソン(スウェーデン)もウィルクス同様好タイムを刻み、A6クラス2位、総合22位。スズキは、ホームイベント「ラリー・ジャパン」でA6クラス1-2フィニッシュを達成した。


スズキのホームイベント「ラリー・ジャパン」でA6クラス1-2フィニッシュを達成したスズキ スイフト スーパー1600

 最終日の天候は曇り、路面は所々水たまりやマッディーなセクションが残る難しい路面コンディションとなった。コースは札内スーパーSSを間に挟み、新得の2つのステージをリピートで使用するレグ構成となっていた。
 レグ3をA6クラス1位、総合19位で迎えたガイ・ウィルクスのスイフト スーパー1600は、レグ1でブレーキトラブル、レグ2ではステアリングにマイナートラブルが発生したものの、それ以外はほぼノートラブルで走り切った。3日間を通してA6クラス1位を快走し、総合17位でフィニッシュした。このリザルトは、WRCと併催のプロダクションカー世界ラリー選手権(PCWRC)の4位の選手を上回る成績。ステージタイムでもPCWRCの2番手に相当するタイムをマークし、ハンドリングの良さと高いドライバビリティを兼ね備えた市販車「スイフト」をベースに開発されたスイフト スーパー1600のスピードとポテンシャルの高さを証明した。またチームメイトのP-Gアンダーソン(スウェーデン)は、レグ1、レグ2とコースオフによりリタイヤしたが、リスタート・ルール(再出走の規定)の適用を受け、このレグ3を再スタート。ウィルクス同様好タイムをマークし、A6クラス2位、総合22位でフィニッシュした。この結果、スズキはWRCのA6クラスで1-2フィニッシュを達成し、デビュー後初めて日本のファンの前に披露されたスイフトスーパー1600のスピードを、ホームイベント「ラリー・ジャパン」でアピールした。

 スズキの次なる戦いは、フランスのコルシカ島で行われるターマック(舗装路)ラリー、JWRC第7戦「ラリー・ド・フランス-ツール・ド・コルス」(10月21〜23日)だ。アンダーソンとウィルクスはJWRCのレギュレーションに従い、この1戦をパスすることになっている。


2004 FIA JWRCドライバーズチャンピオン
P-G アンダーソン【 Car No.69 スズキ スイフト スーパー1600 】
最終順位 A6クラス2位、総合24位

「フィニッシュできて良かったよ。チームのみんなには2日間続けて深夜まで作業させてしまって申し訳なく思っている。ダメージを負ったマシンを修復してくれたメカニックには本当に感謝しているよ。とにかくチームの目標だったA6クラス1-2を果たせたことはうれしい。この3日間はタフなラリーだったけど、スイフトのパフォーマンスは完璧だった。コースオフした以外は、ラリー・ジャパンのステージを楽しめたよ」
 
ガイ・ウィルクス/フィル・プー【 Car No.73スズキ スイフト スーパー1600 】
最終順位 WRC A6クラス1位・WRC総合17位

「とてもハードなラリーだった。レグ1、レグ2は路面コンディションが悪かったから特に難しかった。最終日もそれなりにタフだったけど、このリザルトはスイフトのおかげだね。日本でもスイフトの速さを見せることができたのは嬉しいよ。2リッターターボ・4WDのグループNのトップクラスのタイムも出せたし、これ以上言うことはないね」
 
チームマネージャー リスト・ライネ
 「我々が予想していた以上にタフなイベントだった。それにもにもかかわらず、A6クラス1-2フィニッシュを飾ることができたことを嬉しく思う。フィンランド、ドイツでもスイフトの素晴らしいパフォーマンスを披露してきたが、スズキのホームイベントという晴れの舞台で、日本のファンの前で、スイフトのスピードをアピールすることができたのはとても嬉しい。ドライバーやそれを支えたメカニックたちに感謝している」
 
スズキスポーツ社長 田嶋伸博
 「路面の荒れた非常に厳しいコンディションの中で、A6クラス1-2を達成できたことが非常に嬉しいです。しかもウィルクスは総合17位という最高の結果を残してくれました。1600ccのNAエンジンで、しかも前輪駆動のマシンでのこの結果は、誰も想像できなかったと思いますが、最高のカタチでスイフトのスピードとポテンシャルの高さをアピールできたと思います」
 
スズキ・ワークス・テクノ株式会社(SWT)社長 松本諒平
 「P-Gが2回クラッシュしましたが、メカニック達の必死の努力で競技を続行することができ、スイフトスーパー1600の走りを楽しみにしていたファンの 皆様にお見せすることが出来ました。応援してくださったファンの皆様に、感謝するとともに修復作業に力を尽くしてくれたチームに感謝します。スイフト は、フィンランドでデビューさせてから4戦目ですが、耐久性が向上してきましたので、今後は、更なるパフォーマンス向上に努めたいと思います」
 
スズキ株式会社 代表取締役社長 津田紘
 「市販車スイフトをベースにしたスイフト スーパー1600を、日本で行われたWRCイベント『ラリー・ジャパン』で日本の皆様にお披露目できたことは非常に嬉しく思います。結果も、A6クラスとしてはとても良かったと思います。ドライバーやチームスタッフ全員が一丸となって頑張ったチームワークの賜物だと思います。応援して下さったファンの皆様、ありがとうございました」
 
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